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2011年09月30日
真空ポンプで風船を膨らます?
メカトロテック ジャパン2011にベーンレスポンプ及び
精密空調機を出展しました。
会場では、「真空」を理解頂く為に写真のような風船を
膨らますディスプレイを準備。
透明容器内をベーンレスポンプで真空に。すると中の
風船が大きく膨らみました。
原理はお分かりですか!!
ポテトチップスを標高の高い処に持っていくと膨らむ
のと同じ原理。
展示会は「ポートメッセなごや」で開催。
期間は9月29日~10月2日まで。
パネル展示でクーラントチラーも紹介。
容器を真空にすると・・・
2011年09月29日
オリオン工場見学の新パターン!?
NHKドラマ「おひさま」、ご覧になられていた方多いかと思います。
なんと、あの主人公の新しいおそば屋さん(火事後の引っ越し先)
のセットが安曇野「大王わさび農場」の隣に残っており
一般の方も見学可能です。
http://www.daiowasabi.co.jp/
エコ&エコ紹介コーナーで省エネの実例を多数公開している
オリオン機械(須坂市)の工場見学の後、安曇野へ移動し
「おひさま」の世界に浸りながら手造りわさび漬を体験される
というのはいかがでしょうか?
(わさびソフトもおいしいですよ)
是非お待ちしております。
2011年09月28日
ドライポンプのインバータ制御ミニ知識
ベーンレスポンプ(KCE型)は、内蔵のインバータ
によって省エネ性が高いのが特長です。
皆様から長年ご愛顧いただいているロータリー
ベーン方式のKRF型でもお客様独自で
インバータを用いて省エネを図ることも可能です。
ただし、KRF(真空)の場合は60~35Hzまでの
制御範囲となりますので、お客様がインバータを
設置される際には下限周波数に対する
注意が必要です。
(ベーンレスポンプKCEは60~20Hzで制御が可能です)
なぜ、ロータリーベーン方式(接触型)とベーンレス方式
(非接触型)では下限周波数の制限が異なるのでしょうか。
ロータリーベーン方式はローターの回転によって
ブレードと呼ばれる羽根(ベーン)が、ローターの溝から
遠心力で飛び出して吸引空気を移動させます。
その際、シリンダーの内面にブレードが密着接触した
状態で回転しています。
回転数が下限以下になると遠心力が不足し、ブレードの
密着接触が低下し、ローター溝の中で跳ねた状態に
なります。
その結果、摺動不良によってカーボン素材の
ブレードを破損させる危険性が増大するわけです。
ベーンレスポンプはそのネーミングのとおり
カーボンの羽根(ベーン)を使っていませんし
シリンダーに非接触で回転させているため、
より低周波での運転が可能となりました。
工場内の省エネを目指されているお客様は
より省エネ性の高いベーンレスポンプを
一度ご検討されてみたらいかがでしょうか。
2011年09月22日
IGAS2011 大盛況の中 終了!!
9/16~9/21に渡り開催された「IGAS2011」が
大盛況の中終了しました。
最終日には台風15号が東京ビックサイト直撃にて関係者は
大変だったようです。本当にお疲れ様でした・・・
皆さま、オリオンブースをご体感いただけたでしょうか??
先のプログでもご紹介しました『パンダ君一号』はご覧に
なりましたでしょうか?
今回の展示会には、オリオンが新たに開発した
「集中配管用大流量真空ポンプ」を出展しました。
新型真空ポンプは45年に渡りこだわり続けてきた
ロータリーベーン方式を踏襲せずに、新開発の高効率ローターに
よりベーンレス構造としました。
これにより当社従来機比で170%流量アップを実現しました。
また『Eco speed control』機能を搭載し、真空利用の負荷状況に
応じてポンプの回転数をインバータで制御させ、最大75%の省エネを
図る事が可能となりました。
真空ポンプの省エネ化をご検討のお客様は是非オリオン機械へ
お問い合せください!お待ちしております・・
第40回信濃毎日新聞広告賞「読者賞」を受賞
2010年7月1日から2011年6月30日までの1年間に、
信濃毎日新聞紙上に掲載された広告のなかで、本年元旦号に
掲載した当社のイメージ広告が第40回信濃毎日新聞広告賞
「読者賞」を受賞いたしました。
一般読者の代表者3名が数多くの作品から
ORIONを選定いただきました。
評は次のとおりです
『ビジュアルを彩るさわやかな青色にまず目を奪われます。
頂上にのぞく輝きは新しい年への希望でしょうか。
長野県から「世界NO.1」に挑む企業の姿勢がしっかりと伝わり
子どもにもその存在を印象づける力を感じます。
掲載は正月ですが、大震災を経てあらためて見ると
うつむきがちな時代に勇気を与えてくれるようです。』
弊社は製品開発のコンセプトを『省エネと環境』を中心に
ヒートポンプバランス制御空調機(PAPシリーズ)、
インバータベーンレスポンプ(KCEシリーズ)など多くの製品で
お客様にご使用をいただいております。
2011年09月20日
栃木工場完成 9月13日に竣工式
国内4か所目となる栃木工場を東北自動車道栃木インターチェンジ
近くの皆川城内産業団地に建設しました。主力のエアードライヤーの
小型機種を生産する工場です。事務所と合わせて、延べ床面積
約5140平方メートル。
来月より生産を開始します。
竣工式では、新製品も展示しお披露目しました。
ベーンレスポンプ クーラントチラー 小型精密空調機等。
今年度販売重点商品を御紹介致しました。
2011年09月16日
いよいよIGAS2011が開幕しました
オリオンブースの目玉は…
もちろんベーンレスポンプ…なのですが、
今回はこのベーンレスポンプの疑似負荷装置ディスプレイ、
通称“パンダ君一号”が大注目です。
ルフィが浮いたら消費電力1kW、
チョッパーも浮いたら2kW、
ゾロも浮いたら3kW、
ロビンも浮いたら4kW、
ルフィもチョッパーもゾロもロビンもナミもウソップもサンジも
綾波レイも浮いたら8.2kWと、
お客様の負荷に応じてその消費電力が変化する様子、
つまり電気代を節約できる様子が子供にもわかりすく、
また見て楽しめるように展示しています。
…「何の話かわからん」という方はもちろん、
またわかっていらっしゃる方も是非展示会に足を運んでみて下さい。
3連休も来週の火曜も水曜も見れますよ!
休日のレジャー候補としてもありです。
それではみなさんブースでお待ちしております。
2011年09月14日
工場内「エコ&エココーナー」で実感できます。
タイトルを見ただけでは、「何のこと?」と思われる方も多いと
思います。
ORIONでは、5月より自社製品を生産設備として使用し、
省エネ性、運転音などを実感いただくコーナーを準備し
来場者に体感いただく事を実施しています。
既に、400人以上のお客様がお見えになっています。
コーナーは全部で5つ有ります。
当社の主力製品が用意され
空調機においては省エネ率最大80%
と言った信じられない機器も有ります。
特に設備担当者様が目を引くのが、
「真空エアの省エネ」です
「圧縮エア」の省エネは当たり前ですが、
意外と盲点となっているのが真空です。
是非一度、涼しい長野にお越しください。
社員一同、お待ちしております。
2011年09月13日
どきどきワクワクの工場見学
先日、買い物をした際に「須高の元気ママ応援マガジン
[ペチャ*クチャ]」というフリーペーパーをいただきました。
ページをめくると見覚えのある子牛の写真が・・・
それは当社正面玄関にある子牛の像で、地元の年長さん
から小学5年生のちびっ子たちと、そのママ・パパ5組の
親子含む15名がオリオン機械を工場見学された時のレポ
ートが載っていました。
展示ルームでは搾乳機に指を入れて吸引力を体験し、
工場内では機械の動きに釘付け!大興奮だったようで、
読んでいるだけでその興奮が伝わってきました。
参加された皆さんの記憶に残る良い工場見学となり、
私どもとしても嬉しく思います。
これからも地域の皆様とより良い関係を築けるよう心が
けていきたいと思います。
※須高とはオリオン本社のある須坂市周辺のことです。
※搾乳は真空ポンプを使って牛の乳をマッサージしながら
搾っています。
2011年09月12日
展示会のメリット
河内鋼機殿主催グランドフェア2011にRCC750B
出展(9/9~10)。総入場者数654名。
ミストコレクター「オニカゼ」の赤松電機製作所殿
クーラント濾過システム「マグフィルター」の小堀鐵工殿
クーラント冷却システム「クーラントチラー」 の当社3社が
丁度並んで、機械加工の環境改善を掲げて、相互の
製品PRを実施しました。
残暑厳しい中、御互いに団扇で仰ぎながら内輪話・・・
展示会では出展者同士で情報交換が出来仲良くなれます。
成果の程は???
でも盛況な展示会でした。後は結果を待つのみ!!
展示会場でのRCC説明風景
2011年09月09日
新製品サービス講習会
トレーニングセンターで新製品2機種のサービス講習会を開催。
クーラントチラーRCCとフリークーリングチラーFCCについて、
製品概要説明とメンテナンスについての説明会です。
RCC FCC 何れも、省エネタイプの冷凍機器製品です。
私は、工作機械で使用される水溶性クーラント冷却装置RCCを担当。
実機で洗浄方法を説明。クーラントは非常にダーティーな液体で、
冷却器が汚れます。洗浄は重要な作業の一つです。RCCシリーズの
冷却器は、洗浄ジグを装着する事で容易に洗える構造が特長。
受講者も洗浄のし易さと洗浄システムの効果に強い関心を示されていました。
製品を取巻いての説明風景
RCCはドライポンプ加工ラインで活躍中
オークマ製マシニングセンターでKRF型シリンダーの溝切り加工を行っています。
2011年09月08日
台湾の展示会に出展しました!
当社の真空ポンプが台湾の展示会に出展されました。
2011台北国際連携工業-自動化工業大展
当社のロングセラー商品KRXシリーズからKRFシリーズ
を中心に現地のお客様に多数ご見学ただきました。
当社新製品ベーンレスポンプも好評で、現地の新聞に掲載されたほどです。
これからも世界のユーザーに愛される製品を提供し続けていきたいと思います。
IGAS2011に出展します
国際印刷機材見本市(IGAS)2011に出展致します。
出展機種は、オリオン独自のツーシリンダーコンビネーションポンプと
集中配管に最適な新型大流量真空ポンプです。
新型大流量真空ポンプは、弊社が60年に渡りこだわり続けてきた
ロータリーベーン方式を踏襲せず、国産初となる高効率ローターを
新たに開発。これにより当社従来機比で最大170%の流量アップを
達成しました。
また『eco speed control』と命名した真空利用の負荷状況に応じて
ポンプの回転数をインバータで制御し、最大75%の省エネを図る事が
可能な機能を搭載した機種もラインナップに加えました。
展示会場では、従来からあるロータリーベーン方式の
コンビネーション真空ポンプと新型大流量真空ポンプの両機種を
展示し、お客様の要求に合った真空ポンプを提案してまいります。
2011年09月07日
日清テクノス様 本社工場視察及び製品セミナー開催
最近、当社工場に訪問される企業の方々が多くなっております。
昨日も日清テクノス様6名が訪問され、当社の製品を使用している
製造ラインを見学し、省エネ効果が実際に分かるエコエココーナーの
説明をお聞き頂き、とても今後の営業の参考になったといわれました。
日清テクノス様は、空圧機器を中心にご販売されている代理店様
です。
今回、真空機器の省エネベーンレスポンプ・工作機械の
水溶性クーラント温調装置・自然エネルギーを有効活用した
フリークーリングチラー等をご説明致しましたら、すごく興味を
持って頂き、各営業マンの方々が、担当されているお客様に
幅広い製品のPRができ、扱い製品が多くなったと大変喜んで
頂きました。
今後も、多くのお客様が工場見学されたら、当社の良さをご紹介し、
オリオンファンになって頂けるよう、心がけます。
2011年09月06日
オリオン真空ポンプの歴史は酪農から
オリオン機械の真空ポンプの歴史は酪農機械から始まりました。
牛から牛乳を搾る機械(搾乳機)で真空ポンプを使いますが、
この場合オイル式のロータリーベーンポンプが一般的で、
水封式ポンプや非接触型ポンプを使用することもあります。
搾乳時や搾乳後の洗浄時に真空ポンプ内に水分の混入を
防ぐことが必要であり、そのためにオイル式や水封式ポンプ
が使われるわけです。
従来弊社の産業機械では無給油式の
ドライロータリーベーンポンプが主流でしたが、
今後は集中配管用途としてベーンレスポンプが市場の
広がりを期待されています。
写真は給油式ポンプです。