真空ポンプ KCE の省エネ事例 5
リチウム電池製造工場でモジュールの吸着搬送に使用されていた小型真空ポンプ 53台を、
オイルフリー真空ポンプ インバータモデルはKCE380A 1台に集約した事例をご紹介させていただきます。
小型真空ポンプ使用中での問題点
- 真空ポンプから発塵する
- 電気代がかかる
- メンテナンスに手間がかかる
- 騒音が大きい
KCE 導入による大幅な改善されました。
- 真空ポンプからの発塵は非接触の高効率ロータを搭載したKCEに更新することにより無くなりました。
- 電気代はKCEのインバータ制御により下図に示すように平均電力11kWから6.4kWまで削減できました(省エネ42%)。
- KCE 1台に集約することに多数の真空ポンプのメンテナンスが不要となりました。また、KCEはオーバーホールサイクル20000時間と従来機に比べてロングライフを実現しています。メンテナンス時期到達を液晶パネルで知らせる機能も付いているため、メンテナンス時間の管理も容易です。
- KCEの2重パッケージ構造により運転音も大幅に低減できました。
一番評価頂いたポイント
省エネや消音など様々なメリットがありましたが、特に運転音を高く評価いただき、リピートで他のラインへも KCE を導入いただいております。